真面目かつ剽軽(ひょうきん)。

色々なことをそれなりにマジメに考察しつつ、時には面白おかしくつづる。記事のテーマは、街や街道・鉄道の歴史、ぶらり旅や散策、自転車・ロードバイク、住まい・生活スタイル、インターネット・スマホ・パソコン関係など。

自宅ネット環境の強化 (IPv6 IPoEを使い始めた)

昨今はコロナの影響により在宅で仕事をしている。

 

時折、仕事用のアプリ・サービスが異様にもたつく状況が1-2時間続くことがあった。業務が進まないのは困るのでなんとか改善したいところだが、ネットワーク越しに利用していることもあり、問題がどこにあるのかは究明が難しい。発生に特定の時間帯、ケースがあるわけでもないので、余計である。

 

ちなみに業務用のPCは職場から貸与されているもので、更にPCと言っても実態はシンクラだ。ここは性能強化・交換・改造などはできない。では、ネットワーク回線が遅い、細い、混雑している可能性を探ったり潰したりするかと思い立ち、自宅のネット環境を何かしら改善・強化することにした。 

 

さて、今までの自宅のネットワーク構成は下図に示す通り。

 

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WAN側はBBルーターONUの機器が存在、BBルーターはPPPoEルータとして動作しているという、光回線ではごくごく一般的な構成。なおプロバイダ契約はIPv4・PPPoEの内容となっている。

LAN側は、有線LANでは(レコーダー兼NASである)nasneが複数台と無線LANアクセスポイントが1台。無線LANには、スマホタブレット・携帯ゲーム機・PCなどなどが複数台つながっている。

 

上記の構成からどこを改善強化するのかを考えた結果、

(1)業務用PCのネットワーク接続を、無線LANから有線LANに変更する

(2)ルータからISP&回線事業者への接続に、IPoE(IPv6)を追加する

を行う方向とした。

 

(1)の理由は、無線LANWiFiを使うこと自体に課題があり、集合住宅ではWiFiのチャネル混雑などにより不都合が発生しやすいこと、無線LANアクセスポイントは(これまで使用してきたどのメーカーのどの機種でも)頻度は違えど、動作停止や再起動による通信停止が起こったりすること、総合的に有線系に比べて信頼性が低い(と私が思っている)ことによる。

(2)の理由は、従来一般的だったIPv4 PPPoE接続はプロバイダでの輻輳(混雑)が発生しており本来の回線速度を生かせない、一方で昨今徐々に普及しつつある"IPv6 IPoE接続"はその輻輳を回避できるのでスイスイである、という巷の情報による。(一応、テキトーじゃなくて色々調べた上で書いてますよ)

 

これ以外にも考えられる(自分で打てる)策としては、(3)回線事業者や回線を変更する、(4)プロバイダを変更する、(5)BBルータを交換する、という選択肢があると思う。ただし、(3)(4)は効果が出るか出ないか不明な割に違約金や工事が発生したり、長い待ち日数がかかったりして、端的に言うと面倒くさいので却下、(5)は、現在使用しているルータはNECAterm WG2600HSという、品質には定評ある機種を使用しているので、これ以上を目指すと(ヤマハの法人向けの高価なルータを使うなど)沼に陥る可能性が高いのでこれも却下、とした。

 

なお、(1)は家電量販店等で長い長い有線LANケーブルを買ってきて配線するだけ、(2)は不明点が多少あるので少し調査することとした。