真面目かつ剽軽(ひょうきん)。

色々なことをそれなりにマジメに考察しつつ、時には面白おかしくつづる。記事のテーマは、街や街道・鉄道の歴史、ぶらり旅や散策、自転車・ロードバイク、住まい・生活スタイル、インターネット・スマホ・パソコン関係など。

都市型生活で失ったものは"移動の自由"か

2年くらい前から、都市型の生活をしている。現在の住まいは、鉄道の利用に便利な所だ。横浜や山手線の駅まで30分程度で行けるので、都心へのアクセスも割と良い。日々の生活に車やバイクは必要ない(そもそも駐車場がほぼ無い)。

 

しかし、近くで働いている友人O氏のバイク(ホンダ モンキー)を見せてもらいつつしばらく談笑していたら、自分もバイクが欲しくなって来てしまった。モンキーが可愛かったのもあるが、自分の中で忘れていたものが、呼び覚まされた様な感じがした。O氏は職場までモンキーで通っており、旅行の時もそれで何百kmと走っていくことがあるらしい。とても楽しそうだ。

 

私はもともとずっと郊外型の生活をしていた。幼少期は北関東の田舎のほうに住んでいたし、実家を出た後の大学時代(キャンパスの近く)や就職直後(会社の近く)に住んだ地域も車社会。その延長で結婚後もトカイナカを選んで住んできた。学生の終わり頃には車と免許を手に入れていたし、以降は自分の好奇心やエネルギーが続く限り、ハンドルを握って車を操り、どこへでも行った。観光地、秘湯の温泉、スキー、山、峠、海...etc.

 

しかし2年ちょっと前に独り身に戻った時、いったん車を手放し、そこから都市型&職住近接生活を始めた。電車の乗り換えでは便利な所に住んだため、都内の駅名や路線には詳しくなった。でも、そもそも自分がさほど東京都心部に興味が無いということに気付いてきた。

 

東京都心部・周辺近郊に住む人達は「電車が便利だから車は必要ない」と言う。バスやタクシーも多い。確かに、公共交通機関があれば、"単なる日々の生活"には自家用車の類は必要ない。

 

でもさ、気になっている場所に行く、山や海の方へ行く、何かワクワクする感じを求めて観光や散策に出かけるって時には、車やバイクの方が向いていると思う。そしてあの、自分で舵取りをする感じが、好きだ。(公共交通機関の"乗せられてる感"がイヤ)

 

また、車かバイクを手に入れて、気ままに出掛けたり旅行に行きたいな。

今の住まいには、駐車場が無いけど..(苦笑